あまり知られていない結婚祝いの贈り物マナー

結婚祝いの贈り物は、祝いの気持ちの伝わるものであれば何でも良いというわけではありません。まず、贈り物を渡す時期は、挙式直前は準備等で忙しい為、挙式の1か月前から1週間前が良いと言われています。最近では結婚式をあげないカップルが増えてきているので、結婚の連絡をもらった直後でも問題ありません。結婚祝いの贈り物の相場金額は、親から子へは5万円、兄弟へは3万円~5万円、親戚へは2万円~3万円、友達や同僚へは1万円~2万円です。

お金を贈る場合は、現金書留の中に祝儀袋を入れて、その中に祝い金を入れます。折る、汚れるという縁起の悪い言葉を連想させないためにも新札を使用します。結婚祝いの贈り物には、贈ってはいけないものがあります。切る・割れる・壊れる・消えるを連想させる包丁やはさみなどの刃物、食器類です。

しかし最近では、そのマナーを気にしない人が多くなってきたので、グラスやお皿などの食器を贈ることが一般的になっています。他にも弔事で使用されるお茶や、燃えてしまうライターや灰皿、死を連想させる櫛などは避けるべきものです。贈って喜ばれるものとして、自分では買わないようなキッチン用品や、便利家電、空気清浄機、ティーカップやグラス、お皿などの食器類、金券やカタログギフトなどが人気です。結婚祝いののし紙の水引は、結び切りにするようにし、メッセージを添えることでより相手に気持ちの伝わるものになります。

マナーを理解し、贈る方ももらう方も気持ちの良いプレゼントを贈りましょう。

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